ツクマテ

こんばんは、RPGツクールMZを利用しているものです。　　
現在RPGツクールのデータベースのスキルを編集していて煩わしいと感じることがあり、どうすればよいのか教えていただきたく質問させて頂きました。　　

データベースのスキル編集画面で、HPダメージを選択したとき　「分散度の初期値が20％　会心がなし」　とデフォルトでなっているのですが、これをHPダメージを選択した段階で「分散度の初期値を10％、会心をあり」　とデフォルトでなるよう設定したいのです。　　もちろん一つ一つ手作業で10％・会心ありと入力していってもよいのですが、多数のスキルを作るとき若干面倒くさいなと感じ、初期値をいじれたら便利だなと思いその方法があるのか知りたく投稿させていただきました。　

ツクールの設定を見てもこの部分をいじる箇所がなく、そういったことができる方法、あるいは可能にするプラグインなどご存知の方いらっしゃいましたら教えていただきたいです。

こんにちはー。

公式からデータベースコンバータというものが出ています。
ＭＶという名前ですが、ＭＺでも問題なく使うことが出来ます。

https://tkool.jp/mv/special/db.html

アクター・職業・スキル・アイテム・武器・防具・敵キャラ・敵グループ・ステート・マップ情報
のデータベースを表計算ソフト（エクセルだけでなくオープンオフィス等も対応）に。
そしてその逆を可能にしてくれますので、表計算ソフトの機能の範囲で色々出来ます。

実際にデータベースを表計算ソフトにエクスポートして開けばわかるとは思いますが、
列指定の一括置換で分散率を20→10に。会心0→1にしてしまえば、
望んだ結果が得られるのではないでしょうか。


割と繊細というかそれが当たり前なのかもですが、
ミスや勘違いで規格外のデータをインポートすると、その部分のデータが開けなくなったりして、

おいおいおいおい完璧壊れたじゃねーか。

ってかなりびっくりするような感じになったりもしますので、
使うときは各種バックアップをお忘れなく。
なんかおかしくなったらとりあえず復元する事をおすすめします。

dataファイルごと圧縮して別に保管しておくのが自分としてはおすすめです。

プロジェクト名\data ←これ

それがあれば何回でも正常なデータを復元出来ますから、
同一ファイル名だったお陰で間違えてバックアップの方も異常なデータのファイルで上書きしてしまう。
……みたいな事も避けられますし。

ちょっと躊躇させてしまうような事を書いたかもしれませんが、
それを差し引いても表計算ソフトを使えることは
データベースを弄るという点においても極めて有用だと思います。
一括置換を使えば表記揺れとかも簡単に直せますしね。


他の方からこの話を聞いた事は無いので自分の環境依存の問題かもしれないのですが、
武器やスキル等の説明が空欄のデータをＭＺにインポートしなおした場合、
説明が空欄であったスキルや装備の説明がテストプレイで表示される場面でエラーするようになります。
(v1.0.3で確認)

解決案としては単純で、説明に何かしら文字が入っていれば良いだけなのですが、（半角スペースとかでも可）
自分は当初何故エラーしているのかわからず苦戦しましたので、一応合わせてお伝えしておきます。

ご返信ありがとうございます。データベースコンバータ教えていただきありがとうございます！早速試してみます。
またバックアップや各種注意事項、エラー対処などまで隅々まで教えていただき、ご親切な対応本当にありがとうございます。
バックアップ用にプロジェクトを圧縮コピーしたものを名前変えて保存した後、データベースコンバータをインストールして実際に使ってみたのですが、シートデータファイルパスというのがよくわからずどこにファイルを作ればよいのか分かりません。このような初歩的なことすらきいてしまいご迷惑をおかけしますが、宜しければ教えていただきたいです。

困らなければ何処でも良いかと思います。
自分は管理しやすさ重視で本プロジェクトの中を指定していますね。

最終的にデプロイメント（ゲームを公開するあたって最後に行う工程）をする際には、
そのフォルダをどかしてしまえば良いかと思いますが、

極端な話、プロジェクトフォルダ内に本来ゲームで用いられないファイルを雑に置いていたとしても、
本来使われるファイル名と同一で別の内容だったりしない限り、
エラーが起こったりはしないと思われます。（多分）
（自分もクリップスタジオで使う形式のファイル等もそのまま置いています）

自分の環境を例に取った場合、（あの水平線の向こうには というプロジェクトファイルです）
オープンオフィスを用いているので

プロジェクトフォルダ
F:\RPGMZ\あの水平線の向こうには
シートデータファイルパス
F:\RPGMZ\あの水平線の向こうには\exdata
バックアップパス
F:\RPGMZ\あの水平線の向こうには\backup

出力ファイル形式
ods:OpenDocument spreadsheet

こんな感じの設定となっています。参考になれば幸いです。

詳細な解説ありがとうございます！　教えていただいたおかげで　プロジェクトからデータを抽出してexcel上で分散度と会心を弄り、それをインポートすることで元のプロジェクトに反映させることができました。　　分散度以外にもかなりのデータを操作でき、RPGツクール上よりもexcelでやりやすい操作（オートフィルで一括で編集可能なものなど）がとても効率的にできそうですね。　　　　
分かりやすい解説とご親切な対応、本当にありがとうございました！