ピクチャのドラッグ移動
Posted: 2017年12月19日(火) 16:37
このプラグインは、トリアコンタンさんの「ピクチャのボタン化」プラグインをもとに機能拡張し、
・ピクチャのドラッグ移動
・ドラッグ移動領域の制限
・ドラッグ中に特定の領域にいるとコモンイベントを呼び出す、もしくは任意のスイッチをONにする
などのことができる。
ご使用の際は、必ず最新バージョンの「ピクチャのボタン化」をインポートし、このプラグインを「ピクチャのボタン化」の下に置いてください。
ピクチャのボタン化 プラグインがない方は、是非トリアコンタンさんのツイッターからダウンロードしてください!
→@triacontane
また、「ピクチャのボタン化」のパラメータ(透明色を考慮、ピクチャ番号の変数番号など)を参照しますので、このプラグインにパラメータはありません。
よくある使用例:
P_DRAG 15
P_DRAG_RESTRICT_REGION 15 x 0~816
P_DRAG_RESTRICT_REGION 15 y 0~624
P_DRAG_CALL_CE 15 1 10
P_DRAG_CALL_CE_REGION 15 x 204~612
P_DRAG_CALL_CE_REGION 15 y 156~468
説明:
ピクチャ15番をドラッグ可能にし、ドラッグできる範囲を(0,0)~(816,624)にする。
(204,156)~(612,468)に入ると、10フレームおきにコモンイベント1番を呼び出す。
・プラグインコマンド詳細
イベントコマンド「プラグインコマンド」から実行。
(引数の間は半角スペースで区切り、《》で括弧される引数は設定されなかった場合
デフォルトで設定される)
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ピクチャのドラッグ化 or
P_DRAG [ピクチャID] 《 [透明色を考慮] [軸制限] [リリースした場合EX] 》
・ピクチャをドラッグできるようにする。
・透明色を考慮のパラメータ(ON/OFF)を指定すると透明色を考慮するかを設定できます。
ONにすると、ピクチャの透明な部分を掴んでもドラッグできません。
・軸制限のパラメータ(X/Y/ALL)はドラッグ移動可能な軸を設定します。
X にすると、ピクチャは左右しか動けません。
※デフォルトはALL。
・リリースした場合EXのパラメータ(ON/OFF)は、マウスをピクチャ外でリリースした時、
ピクチャのボタン化の「リリースした場合」のコモンイベントを呼び出す かを
設定するパラメータです。 主に移動制限がある時にONにする。
※デフォルトはON。
例:P_DRAG 15
15番のピクチャをドラッグできるようにする。
P_DRAG 20 ON X ON
20番のピクチャをX軸に沿ってドラッグできるようにする。
リリース時、マウスがピクチャ外でも、P_CALL_CE で設定された
「リリースした場合」のコモンイベントを呼び出す。
※P_CALL_CEは「ピクチャのボタン化」のプラグインコマンドです。
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ピクチャのドラッグ化解除 or
P_DRAG_REMOVE [ピクチャID]
・ピクチャをドラッグできないようにする。
※設定も全部デフォルトに戻る。
例:P_DRAG_REMOVE 15
15番のピクチャをドラッグできないようにする。
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ピクチャのドラッグ中強制リリース
or P_DRAG_FORCE_RELEASE
・ドラッグ中のピクチャを強制的にリリースさせます。
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ピクチャのドラッグ領域制限 or
P_DRAG_RESTRICT_REGION [ピクチャID] [X軸/Y軸] [範囲]
・ピクチャのドラッグ可能領域を制限する。
・範囲の書き方:
x -100~200 x座標の移動範囲を -100~200 の間に制限する
x ~250 x座標の移動範囲を 250 以下に制限する
y ~ y座標の移動範囲は 全域
また、範囲の前に ! を入れると範囲が反転する
x !-100~200 x座標の移動範囲を -100~200以外のところに制限する
デフォルトは x ~ と y ~ (全域移動可能)
範囲の書き方図解:

例:P_DRAG_RESTRICT_REGION 15 x 0~816
P_DRAG_RESTRICT_REGION 15 y 0~624
15番ピクチャのドラッグできる範囲を(0,0)~(816,624)にする。
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ピクチャのドラッグトリガーイベント or
P_DRAG_CALL_CE [ピクチャID] [コモンイベントID] 《 [間隔フレーム] 》
・ドラッグ中、ピクチャがトリガー領域に入ると、一定間隔でコモンイベントを
呼び出す。
※トリガー領域の設定については、次のコマンドを見てください。
・間隔フレームの定義(デフォルトは1):
1~:トリガー領域にあると間隔フレームおきに呼び出す。
0:トリガー領域に入る度に呼び出す。
-1 :一回のドラッグで一回しか呼び出さない。
例:P_DRAG_CALL_CE 15 1 60
15番のピクチャがトリガー領域に入ると60フレームおきに
コモンイベント1番を呼び出す。
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ピクチャのドラッグトリガー領域 or
P_DRAG_CALL_CE_REGION [ピクチャID] [X軸/Y軸] [範囲]
・ピクチャのトリガー領域を設定する。
ピクチャがトリガー領域に入ると、設定されたイベントが呼び出される。
・範囲の設定はドラッグ領域制限と同じです。
デフォルトは x !~ と y !~ (全域トリガーしない)
例:P_DRAG_CALL_CE_REGION 15 x 408~
P_DRAG_CALL_CE_REGION 15 y 312~
15番のピクチャがx座標が408以上、y座標が312以上の時、
設定されたコモンイベントを呼び出す。
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ピクチャのドラッグトリガースイッチ or
P_DRAG_CALL_SWITCH [ピクチャID] [スイッチID] 《 [間隔フレーム] 》
・ドラッグ中、ピクチャがトリガー領域にると、一定間隔でスイッチをONにする。
例:P_DRAG_CALL_SWITCH 15 33 20
15番のピクチャがトリガー領域に入ると、20フレームおきに
3番スイッチをONにする。
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ピクチャのドラッグトリガーキーバインド or
P_DRAG_CALL_KEY_BIND [ピクチャID] [スイッチID] 《 [間隔フレーム] 》
・ドラッグ中、ピクチャがトリガー領域にあると、一定間隔で任意のボタンを
押したことにします。(ピクチャのボタン化のキーバインドを見てください)
例:P_DRAG_KEY_BIND 15 ok 3
15番のピクチャがトリガー領域に入ると、3フレームおきに決定キー(ok)を押したことにする。



