このプラグインは、pixi ビルドインの filters をコントロールするためのプラグインです。
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フィルター一覧(画像)
「まずどんな効果があるか見たい!」という方は、
PIXIのフィルターデモ
↑こちらのデモで遊んでみてください。
右の列のフィルター名をクリックし、□enabled をクリックすると該当フィルターを適用できます。
(ただし、このプラグインは全部のフィルターを実装したわけではありません)
……
では、プラグインの説明に入ります。
見やすい説明を見たい方は:公式フォーラム で!
プラグインコマンドと、メモ欄のタグによるエフェクト作成ができます。まずはプラグインコマンドから説明していきます。
・プラグインコマンドのエフェクト作成
まず最初は、作りたいエフェクトを選びます。例として、twist(画面のねじれ)を挙げます。
このエフェクトを作るには、プラグインコマンドで
・createFilter [id] [エフェクト名] [適用ターゲット]
createFilter ねじれ1号 twist 0
を実行するだけでいいです。
ねじれ1号:識別用の名前です。 番号、言葉……お好きな名前でどうぞ!
twist:どのエフェクトかを指定してください。(エフェクトの種類を参照)
0:適用ターゲットは何か。
- 効果ターゲット:
0: 画面
1: 全画面(ウィンドウメッセージ含む)
2: マップ(全キャラ+地形タイル)、21: 全マップ(全キャラ+地形タイル+parallax)
3: 地形タイル、31: 背景(タイル+parallax)
4:全キャラ
4000+x: 特定キャラ(x-> -1: 自キャラ, 0: このイベント, 1以上: 該当イベント)
5:全ピクチャ
5000+x: 特定ピクチャ (x-> ピクチャ番号)
実行したらこうなります:


上は0の画面ターゲット、下は1の全画面(ウィンドウメッセージ含む)ターゲット。
さらに、エフェクトを イベント・バトラーの位置に参照させる こともできます。
・createFilter [id] [エフェクト名] [適用ターゲット] [イベントID]
イベントIDを指定すると、エフェクトはキャラのマップ位置を参照する。キャラが移動するとエフェクトも連れて移動する。
また、マップ/バトルから出るとエフェクトも消えます。

マップ:
イベントID: 1以上:イベントID
0 :このイベント
-1 :ゲームプレイヤー
screen:ゲーム画面。イベントID未指定と同じ。
(screenは主にエフェクトをマップ限定にする時に使う)

バトル:
イベントID: 1以上:見方キャラ
0 :このキャラ
-1以下:敵キャラ
screen:バトル画面。イベントID未指定と同じ。
(screenは主にエフェクトをバトル限定にする時に使う)
これだけでも十分かっこいいですが、もっとエフェクトの細部まで設定したい!範囲とか、角度とか、位置とか……の時は、
プラグインコマンドで→
・setFilter [id] [パラメータ……]
setFilter ねじれ1号 408 100 96 10
あれ?ねじれエフェクトにどんなパラメータがあるか分からない……
この時は、ねじれのパラメータを調べよう。

パラメータが4つあるので、4つとも入力しましょう。また、パラメータ値にxを入力すると今のままという意味です。
setFilter ねじれ1号 408 100 x x
→x,y座標だけ設定して、半径と強度を変えない。
プラグインの zip に各エフェクトのパラメータ一覧表の画像もあるので、ダウンロードしてご覧ください!

実行結果です。エフェクトの位置が(408,312)から(408,100)になり、半径も小さくなり、強度も増した。
続いて、エフェクトを移動させましょう。
・moveFilter [id] [パラメータ……] [時間(フレーム数)]
・moveFilterQ [id] [パラメータ……] [時間(フレーム数)]
多分皆さんはもう何となく意味が分かると思いますけど、
つまりエフェクトを現在のパラメータから時間(フレーム数)かけて新パラメータに移動する。
試してみましょう。
createFilter ねじれ1号 twist 0
setFilter ねじれ1号 408 312 0 0
moveFilter ねじれ1号 408 100 96 10 120

120フレームかけて、(408,312)から(408,100)に徐々に移動して、半径と強度も0からだんだん増していく。
moveFilter と moveFilterQ の違いは?
・moveFilter は前の移動ルートを取り消し、現在のパラメータから新たに移動ルートを設定する。
・moveFilterQ は移動ルートの列を作り、移動ルートを一つずつ実行していく。
→
setFilter ねじれ1号 0 0 x x
moveFilterQ ねじれ1号 408 312 x x 60
moveFilterQ ねじれ1号 816 0 x x 60
画面左上からスタートし、画面中央に移動してから画面右上に移動する。
画面がエフェクトいっぱいで、そろそろ一部のエフェクトを消したいよね!→
・eraseFilter [id]
eraseFilter ねじれ1号
今すぐねじれ1号を消す。
・eraseFilterAfterMove [id]
eraseFilterAfterMove ねじれ1号
ねじれ1号は移動ルートが全て実行完了の後、自動で自分を消す。
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一部のエフェクトには、元々アニメが存在している。
そのアニメの速度を調整するには:
・setFilterSpeed [id] [変化スピード]
該当するエフェクトは godray(陽射し)、shockwave(波動)、oldfilm(古い映像エフェクト)です。
godrayとshockwave のデフォルトスピードは0.01、oldfilmのデフォルトスピードは1。
マップ・イベントのメモ欄によるエフェクト作成
マップ開始時に自動でエフェクトを作り出し、マップから出るとエフェクトを消す。
マップとイベントのメモ欄に所定の書式で記入してください。
<Filter:[id],[エフェクト名],[効果ターゲット]>
- 基本的にプラグインコマンドの createFilter と同じ。
マップのメモ欄に記入すると画面依存に、
イベントのメモ欄に記入するとイベント依存になる。
例: <Filter:発光,godray,0>
<SetFilter:[id],[該当エフェクトのパラメータ ...]>
- setFilterと同じ。
基本的に上の<Filter>で作ったエフェクトを設定する時に
使ってください。
例: <Filter:発光,godray,0>
<SetFilter:発光,-30,0.5,2.5>
<SetFilterSpeed:[id],[変化スピード]>
- setFilterSpeedと同じ。
基本的に上の<Filter>で作ったエフェクトを設定する時に
使ってください。
例: <Filter:発光,godray,0>
<SetFilterSpeed:発光,0.03>
エフェクトの種類とパラメータ:




